ネット麻雀の雄・初代天鳳位Mリーガー 朝倉康心「ネット麻雀ファンの目標に」

 登録ID数460万人強(2018年9月現在)を誇る「天鳳(てんほう)」というトップクラスの人気を誇るオンライン麻雀ゲームがある。プレイヤーは「新人」からスタートし、9級~1級→1段~10段→「天鳳位」へと、基本的には勝てば昇段、負ければ降段するシステム。2011年、その頂点である初代天鳳位の座につき、2016年に2度目の天鳳位を獲得。ネット麻雀の雄と言われた男が、ASAPIN(アサピン)こと朝倉康心(最高位戦)だ。

 リアル麻雀でも数多くの大会に出場。好成績を収めてきた朝倉は「第1回麻雀駅伝2017」においてもその実力をいかんなく発揮し、アマチュア連合を総合優勝に導いた。2018年3月には、最高位戦日本プロ麻雀協会にプロ入り。「第2回麻雀駅伝2018」では最高位戦日本プロ麻雀協会の選手として出場し、優勝に貢献した。そして2018年8月、株式会社U-NEXTのチーム「U-NEXT Pirates(ユーネクストパイレーツ)」からドラフト2位指名された。


 ネット麻雀界から彗星の如く現れたヒーローだが「たまたまネット麻雀を始めて、タイミングも良く、本当にラッキーだったなと思っています。そしてたまたま最初に天鳳位になれて、それから麻雀界でお仕事を頂けるようになってプロになり、そういったいろんな幸運が積み重なって、Mリーグに入れた今があるんです」と、現状を謙虚に捉えている。


 ネット麻雀愛好家から見れば、まさに目標とされる立場だが「初代天鳳位からプロ入りという経歴に関しては、1人目だから出来たルートなのかなと自分では思っています。僕が憧れの対象になるとは思っていません」とはいうが、初参戦となる最高位戦のリーグ戦でも、いきなり昇格が見えるダントツのポジションにつけている。


 チーム戦略に関しては「ルールに合わせて最善だと思われることを個人個人がやっていくしかない」とシンプルだが、対局後はチーム全員で見直して、意見交換する場を大切にしていくという。そして「卓内においては卓外のことは考えずに、卓内で集中して一生懸命打つことが、自分のためにも、チームのためにも最善になる」と考えている。「最終的にポイントが関連してきた時だけは、チームを勝たせるための打ち方は出てくるとは思うんですけど、基本的には自分が得だと思うことをやっていくことは、3人とも共通している」とチームメイトである小林剛(麻将連合)、石橋伸洋(最高位戦)も天鳳名人戦で優勝しているだけに、お互いの信頼度も高さも伺える。


 「U-NEXT Pirates」は10月1日に開幕戦を迎える。「麻雀はすごい頭脳スポーツだと思っています。一見変な打牌をしているように見えても、後で解説する場があれば、その理由を話せる部分も麻雀の面白いところなんです。そうやっていろんなことを考えながら、ちょっとでも得になるように必死に考えて最善を尽くして打っている姿を見て欲しい」。


 10月1日、ネット麻雀のヒーローが、将来Mリーガーを目指す人の羅針盤となるべく処女航海に出る。【福山純生(雀聖アワー)】


◆朝倉康心(あさくら・こうしん)1986年3月4日、福井県生まれ。A型。最高位戦日本プロ麻雀協会所属。主な獲得タイトルは初代・11代天鳳位、第4期天鳳名人位、天鳳位vs連盟プロ1st season優勝、第1回麻雀駅伝2017チーム優勝(3人打ち区間賞)他。著書は「超精緻麻雀-多角的思考による盤面把握-」他。愛称は「ASAPIN(アサピン)」。

(C)AbemaTV

▶10/1(月)18:30~ Mリーグ2018 開幕戦 赤坂ドリブンズvsセガサミーフェニックスvs TEAM 雷電vs U−NEXT Pirates

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