0歳児を育てつつ戦う「ママさんMリーガー」茅森早香「夜はしっかり寝てくれるんで」/麻雀Mリーグ

 「3人チームの対局では、ポイントがすごく動く。個人戦とは戦い方が変わってくるのかなとは思っています。また企業を背負っている分、負けたら申し訳ないという責任感があります」とは、セガサミーホールディングス株式会社率いる「セガサミーフェニックス」からドラフト指名された茅森早香(最高位戦)だ。

 2000年にプロ入りし、2004年に第2回女流モンド21杯で優勝。常に冷静沈着、鋭い判断とよどみない模打で、第11期女流最高位、麻雀最強戦2012女流プロ代表決定戦、第13回女流モンド杯と結果を残し、その実力は「天才すぎるオンナ雀士」と言わしめるほど。


 そんな茅森は2018年2月に出産し、6月にはリーグ戦に復帰。そして8月にドラフト指名を受けたことにより、生後半年の子供を育てつつ戦うママさんMリーガーとなった。「今のところうちの子は夜泣きがないんです。夜はしっかり寝てくれているんで」と実に母親思いの孝行息子のようだ。


 ドラフト会場では「わぁ~、ここのチームにはこの人が」と楽しんで見ていたという。「そうしたらいきなり呼ばれたんで、あっ、呼ばれたって感じでした。びっくりしましたけど、嬉しかったですね」と少しだけはにかんだ。チームメイトである魚谷侑未と近藤誠一に対しては「私も含め、3人とも冷静にたんたんと打つバランス型なので、ブレることは無いと思います」と信頼も厚い。


 Mリーグは各チームが80試合、上位4チームが優勝決定戦で24試合を戦う。80試合は毎週月、火、木、金の午後7時に闘牌開始となる。ということは、子供が寝ている間に、ママは大注目の中で奮闘することになる。


 セガサミーフェニックスは、社をあげてチームをバックアップしている。「会社が入っているビルの最上階となる24階に部室を用意してくれたんです。夜景がすごく綺麗なんです」と、クールな茅森が目を輝かせる。部室には自動卓3卓の他に、大画面のテレビがあり、そこでミーティングや練習をはじめ、試合が終わってからの振り返りも行う予定だ。


 さらにチームユニフォームのサンプルも10種類ほど用意してくれていた。「10種の中から3人で選んだんですが、近藤さんは『女性は好きな色があるんでしょ?』と聞いてくれて。魚谷さんも『私はこれとこれとこれがいいと思いますけど、茅森さんはたぶん黒ですよね?』と聞かれ、私は黒がいいと即答したら、あっという間に黒に決まりました」と破顔した。女流プロの対局では、華やかな服装で打つことが多いが「私は動きやすいこういったスポーツウエアのほうがしっくりきますね」と気に入っているようだ。


 セガサミーホールディングス株式会社のグループ会社である株式会社セガ・インタラクティブは、900万ダウンロードを突破している人気麻雀アプリ「セガNET麻雀MJ」を基本無料で展開しており、タイミングが良ければ茅森とオンライン対戦することも夢ではない。セガサミーフェニックスのチームコンセプトは「不死鳥のように、不撓不屈の精神で最後まで諦めず戦うこと」。監督はこの麻雀ゲーム「MJ」シリーズのディレクターを担当している高畑大輔氏が務める。


 10月1日、茅森が2戦目に登場することは監督から予告されている。「冷静に打つ」を信条に、淡々と打つ姿は、息子の夢に出てくるかもしれない。【福山純生(雀聖アワー)】


◆茅森早香(かやもり・さやか)1982年5月4日、北海道生まれ。B型。最高位戦日本プロ麻雀協会所属。主な獲得タイトルは第2、13回女流モンド杯、第11期女流最高位、麻雀最強戦2012女流プロ代表決定戦、麻雀最強戦2016女流プロ代表決定戦・激突!タイトルホルダー他。異名は「天才すぎるオンナ雀士」。

(C)AbemaTV

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