赤坂ドリブンズ・村上淳が思う「競技麻雀における発声」とは/麻雀・Mリーグ

 Mリーグの対局はすべて、専用スタジオ「Mリーグスタジオ」で行われている。日本初となるリアルタイムカメラトラッキングシステムを常設し、AR技術(現実の世界を広げる技術)を駆使し、競技スポーツとしての麻雀を、ダイナミックかつスタイリッシュに伝えている。こういった最新技術の導入により、競技中における卓上の緊張感や「リーチ!」といった発声をともなう臨場感あふれるプレー、試合情報のテロップ等を、デザイン性の高い画面で楽しめるわけだ。

 ちなみに麻雀のプレー中の発声には「チー」「ポン」「カン」「リーチ」「ロン」「ツモ」と6種あり、あらゆるスポーツ同様、発声が大事であることは言うまでもない。しかしアマチュアも参加できる競技麻雀大会等では、発声したか否かでトラブルになってしまうことはままある。そこで麻雀界随一の明瞭な発声で知られる赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)に「発声時に意識しておきたいポイント」を聞いてみた。


 「発声は、自分が言ったか言わないかではなくて、相手が確認できたかどうかが大事であり、そのためには相手に伝えようと意識することが大切」だという。


 確かに発声を形式なものと捉え、小声で聞き取りにくい人は多い。「麻雀の発声に限らず普段のコミュニケーションでも、相手にきちんと伝わったかどうかは大事です。だから麻雀における発声も、対局相手3人にちゃんと伝わったかどうかが大事であって『自分は言いましたよ』ではないんです」と伝え方に重きを置き「そういう意識を持てたら、もうちょっと大きな声でプレー出来るのではないでしょうか」と語った。


 「ただ僕の発声は大きすぎて、もう少し小さくても対局相手に伝わるとは思うんですが」と笑うが「大は小を兼ねるので、大きい発声はルール上でも問題ありません。でも小さい発声は、問題が起こる場合もあるのでトラブルの要因になります」と小中学校時代はサッカー部に所属していただけに、競技スポーツにおける発声の重要性は肌身で感じている。


 Mリーグの公式戦ルール規定には、無発声だった場合の罰則規定が設けられており「発声行為を黙って行った、と審判が判断した場合。 動作が先で、発声が明らかに遅れた場合も同じである」とイエローカードの対象となっている。


 「村上さんのリーチ!の発声は、戦況の良し悪しに関わらず常に明瞭。たまに荒くなる呼吸はご愛嬌です」とは、パブリックビューイング会場に駆けつけていた赤坂ドリブンズサポーター(40代女性)。赤坂ドリブンズは、現在2位と、首位・渋谷ABEMASを追う最右翼。村上の発声がこだまするほど、チームは上昇するに違いない。【福山純生(雀聖アワー)】


◆大和証券Mリーグ2018 7チームが各80試合を行い、上位4チームがプレーオフに進出するリーグ戦。開幕は10月で翌年3月に優勝チームが決定する。優勝賞金は5000万円。ルールは一発・裏ドラあり、赤あり(各種1枚ずつ)。また時間短縮のために、全自動卓による自動配牌が採用される。

(C)AbemaTV


▶10/25(木)19:00~ 大和証券 Mリーグ ドリブンズvs風林火山vsABEMASvsPirates

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