金太賢が大逆転で連覇!1日で約280ポイント差を跳ね返す/麻雀・雀王決定戦

 麻雀プロ団体の1つ、日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「雀王」を争う第17期雀王決定戦4日目(最終日)が11月10日に行われ、現雀王の金太賢が、3日目まで首位に278.6ポイント差をつけられる劣勢から大逆転し、2期連続の雀王に輝いた。

 雀士に残る大逆転劇を金が演じきった。3日目を終えた時点で、トップを走る下石戟の背中は、はるか遠く。半荘5回を残していたとはいえ、トッププロの戦いにおいて約280ポイント差は、逆転不可能な数字に見えた。ところが金が2戦連続3着だったところ、下石が連続ラス。さらに3回戦で自ら7万点超のトップを取りながら、下石を3着にしたことで、一気に差が縮まった。


 続く4回戦でも、トップが何度も入れ替わる大激戦を制し、ついにトータルポイントで首位に浮上。2位の下石との差はわずか2.5ポイント差ながら、3日間・15半荘で大きく開いていた差を、わずか半荘4回でひっくり返した。


 だが、ここですんなり終わらないのが、さらには団体最高峰のタイトル戦。最終5回戦(通算20回戦)のオーラス突入時、金と下石の差はわずか100点。ここを制した方が雀王位に輝くという状況で、ラス親だった金が会心の親満を下石から直撃し勝負あり。最後はゆっくりと手牌を伏せて流局とし、連覇を達成した。


 金以外の3選手は、全員が初の決定戦という戦い。3日目までは若手の勢いに押されていた金だが、たった1日で全てを引っくり返すのは、さすが現雀王だ。「こちとら10年選手なんだぞ、という気持ちではいたのですが、みんながとても強くてよく勝てたなあと思います。また1年雀王として様々な場で戦っていきますので応援よろしくお願いします」と笑顔を見せた。雀王の連覇は、第11期から3連覇した鈴木たろう以来の快挙。安定した実力に、この日のような爆発力が備われば、史上2人目の3連覇も十分に可能だ。


【最終結果】

1位 金太賢 +90.3

2位 下石戟 +23.9

3位 仲林圭 ▲44.3

4位 宮崎和樹 ▲72.9


 ◆雀王 日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。1年をかけてリーグ戦を行う。最上位のAリーグ(14人)は全10節を戦い、上位3人が決定戦に進出。前年度優勝の雀王を含めた4人で争う。決定戦は4日に分けて、半荘20回戦を行う。


 ◆日本プロ麻雀協会 2001年に設立。主なタイトル戦は雀王、雀竜位、女流雀王、日本オープンなど。五十嵐毅代表理事。

(C)麻雀スリアロチャンネル ※画像はFRESH LIVEから


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