「ママ頑張ってと言ってほしい」生後8カ月の息子に見せる女流・茅森早香の天才的な麻雀/麻雀・Mリーグ

 2000人以上いると言われる麻雀プロの中で、選ばれし21人がしのぎを削るMリーグ。その中で「天才」と呼ばれるのは、男性ではなく女流プロ。セガサミーフェニックスの茅森早香(最高位戦)だ。「基本的なことは雀荘で教わりましたけど、あとは全部独学」という茅森は、わずかデビュー3年目でテレビ対局のビッグタイトルを獲得した。クールな表情から孤高の天才といった印象も強いが、昨年12月に結婚し、今では8カ月の息子を持つママさんMリーガーでもある。11月18日に放送されたAbemaTVの麻雀ニュース番組「熱闘!Mリーグ」では、「(息子に)見てわかるぐらいまでやっていたいですね。ママ頑張ってって言ってほしい」と語る茅森の素顔に迫った。

 トッププロ同士で集まり、研究会を重ねる者も多い中、茅森は今でも独自の道を歩いている。「天才」と名付けた馬場裕一、黒木真生の両プロの証言はこうだ。


馬場 打牌選択がめちゃくちゃ早い。今のプロって集まって最新の手筋とか、牌譜検証したりするけど、彼女は参加しませんからね。


黒木 努力してっていうのじゃなくて、最初からできちゃっていました。


 当の本人も「(研究会など)そういうのは好きな人はやっているんですよね。うふふ」と、研究会を否定するわけではなく、単に自分とは無縁なものだとほほ笑んだ。

 その冷静かつ鋭い麻雀からか、どことなく人を寄せ付けない雰囲気もまとっていたが、麻雀を離れるとママの顔にがらりと変わる。昨年12月に結婚し、今では生後8カ月のかわいい息子がいる。定期的に開催されている女流ママ雀士の会に初参加すると「いろんな赤ちゃんがいて、楽しいですね。かわいい」と、対局時では見せない笑顔を他の女流プロの子供たちにも振りまいた。この様子には「普段のイメージから180度変わりました」「常に刺されるような目線で麻雀しているので。でも今日、実際に茅森さんにお会いして、一気にママ感が増してびっくりしました」と、女流プロたちから驚きの声が出るほどだ。

 Mリーグの開催日は、愛息を親に預け、戦いの場へと向かう。そのかわり日曜日は、何よりも家族の時間を優先する。ある日、離乳食を始めるためにベビーチェアを購入しようと店を訪れた。来店してわずか10分。「もう決まりましたけど」と即決、購入した。どうやら私生活でも決断の早さは同じようだ。


 交際9カ月で結婚し、わずか1040グラムで生まれてきた息子を、夫とともに二人三脚で懸命に育ててきた。そんな茅森の目標は、Mリーガーのとしての戦いぶりを、息子に見てもらうことだ。「見て私ってわかるぐらいまでやっていたいですね。ママ頑張ってって言ってほしいです」。子供が「お母さんはMリーガー」と分かるのは、何年後だろうか。ただ、母になろうともその輝きを増す天才女流・茅森であれば、自慢のママになるのは間違いなさそうだ。

◆大和証券Mリーグ2018 7チームが各80試合を行い、上位4チームがプレーオフに進出するリーグ戦。開幕は10月で翌年3月に優勝チームが決定する。優勝賞金は5000万円。ルールは一発・裏ドラあり、赤あり(各種1枚ずつ)。また時間短縮のために、全自動卓による自動配牌が採用される。

(C)AbemaTV

▶【見逃し視聴】熱闘!Mリーグ#7

続きを見る

0コメント

  • 1000 / 1000