元高校球児の“松本キャノン”発射! 松本吉弘、怒涛の連荘で渋谷ABEMAS反撃開始/麻雀・大和証券Mリーグ

 プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2018」11月29日に行われた1回戦は、渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)が開幕4連続アガリで築いた大量リードで悠々と逃げ切り勝ちを収めた。元高校球児の松本が“甲斐キャノン”ならぬ“松本キャノン”を炸裂させ、ここ最近やや不調に陥っていた渋谷ABEMASにチーム12勝目をもたらした。

 対局者は起家からEX風林火山・滝沢和典(連盟)、渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)、セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)、U-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦)。全80戦の折り返し地点の40戦目を迎えようとする中で、解説のTEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)が「各チームのキーマンが揃いました。言うなれば天才肌のプレイヤー。彼らの調子次第でチームの浮沈が決まるかもしれません」と評する一戦となった。


 187センチの長身を誇り、高校時代にはプロ野球のスカウトの目にも留まったことがあるという松本。しかし彼は麻雀プロの道を選び、プロ野球ではなくMリーグのドラフト指名を受けて26歳で最年少Mリーガーになった。そんな松本だけあって、麻雀にかける愛と情熱は人一倍。「チームが苦しい中で久々の登板だったので、早く麻雀が打ちたいとウズウズしているところでした」と体育会系らしく気合を充分に込めて、この日の対局を迎えた。

 そんな気合が通じたのか、松本は序盤からツモが効いて他家を大きく引き離した。東1局は、12巡目に三面張でリーチをかけると、これを見事に一発でツモアガリ。リーチ・一発・ツモ・ドラ・赤の8000点で波に乗った松本は、続く親番で一気に勝負を決めにかかった。東2局は終盤に満貫確定の両面待ちリーチ。石橋が役牌を鳴いてテンパイを取る中、ずれたツモでアガリ牌を引き入れ、リーチ・ツモ・タンヤオ・ピンフ・ドラ2の1万8000点を加点。まさに“松本キャノン”と呼ぶほかない豪腕で、たった2局で点棒は5万点台に突入した。


 勢いに乗った松本はまだまだ止まらない。東2局1本場では2巡目にイーシャンテンと配牌にも恵まれ、3局連続の先制リーチ。石橋の追っかけリーチをものともせず、またしても自力でツモってリーチ・ツモ・赤・ドラでさらに1万2000点(+300点、供託1000点)を追加。そして続く東2局2本場でも、先制リーチをかけたのは松本だった。松本の独走を止めようと追いかけてきた石橋と茅森だったが、茅森のリーチ宣言牌が松本に直撃。リーチ・赤の3900点(+600点、供託1000点)で点棒は東2局にして6万9800点と、解説の瀬戸熊が「これでトップはほぼ間違いないですね。今日は松本さんが一番麻雀を楽しんでます」と語るほどの盤石のリードを築き上げた。

 その後は「引き気味に局の消化につとめました」と語った通り、決して無理をしない進行で大きなリードを最後まで守り切った松本。対局中、瀬戸熊に「楽しそう」と評されたことについては、試合後のインタビューで「元々麻雀を打つのは好きなんですけど、やっぱりこの舞台で打てるのは本当に楽しい。1牌ツモるごとに楽しさを感じています。今日はなおかつ結果もついてきたので、最高に嬉しいです」と、爽やかな笑顔でMリーガーとしての充実感をあらためて強調していた。首位返り咲きに向けて、「麻雀を楽しむ」という原点に回帰した松本と渋谷ABEMASの反撃が始まった。


【1回戦結果】

1着 渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)5万4000点/+74.0

2着 U-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦)2万3000点/+3.0

3着 EX風林火山・滝沢和典(連盟)1万7400点/▲22.6

4着 セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)5600点/▲54.4


※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会


◆大和証券Mリーグ2018 7チームが各80試合を行い、上位4チームがプレーオフに進出するリーグ戦。開幕は10月で翌年3月に優勝チームが決定する。優勝賞金は5000万円。ルールは一発・裏ドラあり、赤あり(各種1枚ずつ)。また時間短縮のために、全自動卓による自動配牌が採用される。

(C)AbemaTV


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