陰で操る軍師の策略 勝又健志の“誘う5筒”に麻雀好き芸能人も驚き/麻雀・Mリーグ

 将棋や囲碁といった1対1ではなく、4人が同時に戦うのが麻雀の醍醐味。当然、自分がアガって点数を獲得し、より高い順位を目指すのだが、時として自分は戦いの場を離れ、他の競技者を戦わせる作戦が成立する時もある。12月16日に放送されたAbemaTVの麻雀ニュース番組「熱闘!Mリーグ」では、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」で活躍するEX風林火山・勝又健志による、トッププロならではの思考が検証された。

 勝又といえば“麻雀IQ220”、さらには所属するチーム名から“軍師”の異名を持つ頭脳派雀士だ。同番組のレギュラーコーナーで芸人最強雀士と呼ばれるインスタントジョンソン・じゃいによる打牌解説コーナー「じゃいの眼」で、この勝又が見せた一打が紹介された。

 場面は12月13日の1回戦・南1局。親番はTEAM雷電・黒沢咲(連盟)、トップ目はセガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)だった。2着目だった赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(協会)が白、自風の北を続けて鳴いて、ピンズのホンイツによる満貫濃厚の気配を漂わせた。さらにラス目の黒沢からカン四万の親リーチ。3着目の勝又の手牌はまだまだ時間がかかる様子で、戦いに参加できる状況ではなかった。ここで選択したのが、安全牌の1つであった5筒。すかさず下家の鈴木がこれをチーしてテンパイ。だが、結果的にはこのチーでさらに前に出た鈴木が、黒沢の当たり牌である四万をつかんでツモ切り、放銃となった。勝又にすれば、自らリスクを負うことなく、2着目の鈴木に失点をさせ、自らを2着目に浮上させることにまで成功した。

 この一打についてじゃいは「勝又はこの5筒を、鳴かれると分かって切りました。(理由の)1つは、鈴木に土俵に立ってほしかったからです」と解説した。ラス目ながら親番だった黒沢にアガリを許せば、一気に自分が3着目からラス転落という可能性も十分にあった。また、鳴いたことで手牌が短くなった鈴木も、黒沢の危険牌をテンパイ前に持ってくれば降りる選択をした可能性もある。結果的に、鈴木は勝又に背中を押されたことで、放銃へと向かっていったということだ。

 じゃいは「鈴木を土俵に上げて(黒沢と)直接対決をさせた。しかも(対局の)結果も、勝又は2着になりました。あの5筒切りがなければ、ラスになっていたかもしれない」と付け加えた。このハイレベルな選択に、スタジオ内の共演者たちも驚くばかりだった。


(C)AbemaTV


▶【見逃し視聴】熱闘!Mリーグ#11:雷電の萩原聖人が生出演!

続きを見る

0コメント

  • 1000 / 1000