62歳を迎えた“ゴジラ前原”の進撃止まらず お祝いラッシュの締めはチームの最下位脱出/麻雀・大和証券Mリーグ

 プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2018」12月20日の2回戦で、KONAMI麻雀格闘倶楽部・前原雄大(連盟)が自身5勝目、チーム14勝目のトップを獲得した。12月19日に62歳になった最年長Mリーガーが、年内最終戦でチームを最下位脱出に導いた。

 対局者は起家からKONAMI麻雀格闘倶楽部・前原雄大(連盟)、TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)、U-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦)、セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)。前原のみ1回戦に続いてのフル出場となった。


 前日に62歳の誕生日を迎えた前原。現在も日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル・鳳凰位の座に君臨するなど、“ゴジラ”と称される超攻撃的な麻雀に錆びついた様子はまったく見られない。この日の対局でも無スジの危険牌の連打を続け、解説の渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)に「年齢をまったく感じさせません。雀風が若すぎる」とあらためてリスペクトの言葉を贈られていた。


 前原は東1局からオタ風の南を3巡目で暗カン。「我々は最下位ですから。カン材がきたらなにも考えずに暗カンです」と骨太な麻雀を貫き、リーチのみの1翻ながら70符で3400点の手をアガって幸先のいいスタートを切った。


 東2局ではリーチ合戦の末、瀬戸熊にリーチ・タンヤオ・ドラ1の7700点(供託1000点)を放銃するも、“きちんとアガって、きちんと放銃”を是とするKONAMI麻雀格闘倶楽部にとってこの程度の失点は折り込み済。続く1本場では仕掛けを駆使してしっかりとタンヤオ・ドラ2の3900点(+300点)をゲットし、百戦錬磨の前原が得意とする出入りの激しい展開に持ち込んでいった。

 2万2000点持ちの3着目で迎えた親番の南1局で、前原は“ゴジラ”ならではの攻撃力を存分に見せつけた。瀬戸熊と近藤が鳴きを入れて先行する状況で、どっしりと構えた前原は9巡目にドラの8索を2枚含んだシャンポン待ちでリーチ。すると直後に攻め気の強い瀬戸熊が8索をつかんで放銃し、リーチ・一発・タンヤオ・イーペーコー・ドラ3の1万8000点で一気にトップ目に立った。続く1本場でも前原の勢いは止まらず、3巡目にほぼノーヒントの4・7筒子待ちリーチ。この手を4巡目に近藤からアガり、リーチ・赤・裏の7700点(+300点)であっという間に4万8000点まで点棒を積み上げた。


 その後は瀬戸熊と近藤の猛烈な逆襲をやり過ごし、南4局1本場にタンヤオ・ドラ1の2000点(+300点)のアガリを決めて悠然と逃げ切った前原。試合後のインタビューでチームが6位に浮上したことを知らされると、「えっ、本当に?」と嬉しそうな笑顔を見せた。前原の誕生日に引き続いての最下位脱出、さらに17日にはチーム名の由来にもなったアーケードゲームの最新バージョン「麻雀格闘倶楽部 GRAND MASTER」がリリースと、祝福ラッシュで年越しを迎えるKONAMI麻雀格闘倶楽部。絶好調のチームは12月だけで200ポイント近くもマイナスを減らしており、前原の「1月には必ず4位に入ります」という宣言もまったく虚勢には聞こえない。


【2回戦結果】

1着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・前原雄大(連盟)3万9100点/+59.1

2着 TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)2万5200点/+5.2

3着 U-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦)1万8400点/▲21.6

4着 セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)1万7300点/▲42.7


※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

【12月20日終了時点での成績】

1位 EX風林火山 +209.8(52/80)

2位 赤坂ドリブンズ +191.6(54/80)

3位 TEAM雷電 +6.6(56/80)

4位 渋谷ABEMAS ▲0.9(54/80)

5位 U-NEXT Pirates ▲123.3(54/80)

6位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲141.8(56/80)

7位 セガサミーフェニックス▲142.0(50/80)


◆大和証券Mリーグ2018 7チームが各80試合を行い、上位4チームがプレーオフに進出するリーグ戦。開幕は10月で翌年3月に優勝チームが決定する。優勝賞金は5000万円。ルールは一発・裏ドラあり、赤あり(各種1枚ずつ)。また時間短縮のために、全自動卓による自動配牌が採用される。


(C)AbemaTV


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