佐々木寿人が“魔王”のツモ力発揮! 連闘をトップ・2着でまとめてファイナル進出へ前進/麻雀・大和証券Mリーグ

 プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2018」2月7日の1回戦で、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)が個人最多タイに並ぶ自身11勝目を挙げた。チームは77試合目にして開幕初日以来のプラス圏内に浮上。佐々木は連闘の2回戦でも2着に入り、KONAMI麻雀格闘倶楽部がファイナルシリーズ進出に向けて大きく前進した。

 1回戦の対局者は起家からEX風林火山・勝又健志(連盟)、赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(協会)、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)、セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)。


 この日の対局前まで76試合を消化したKONAMI麻雀格闘倶楽部の順位は、ファイナルシリーズ進出のボーダーライン上の4位。最終日に対局がないこともあって、ターゲットにされないためには残り4試合で是が非でも3位以内に浮上しておきたいところだ。佐々木は試合前の時点で、全選手中最多となる35試合に出場しており、KONAMI麻雀格闘倶楽部の対局の半分近くを任されている不動の大黒柱。超攻撃的な麻雀で“魔王”と称される男が、エースとしての重責を果たすべく大一番に臨んだ。


 1回戦の佐々木は勝負どころでの「ツモ力」が抜群だった。東1局2本場では、連荘を狙う親の勝又が6巡目に1・4索子待ちの先制リーチ。山にはアガリ牌が数多く残っており、勝又のアガリでやむなしという雰囲気の中、佐々木だけは攻撃的な姿勢を崩さず中盤に仕掛けを入れて4・7索待ちのタンヤオをテンパイした。なかなかアガれない勝又とは対照的に、佐々木は海底牌で7索を見事にツモ。タンヤオ・海底・ドラ・赤の8000点(+600点、供託1000点)でトップ目に立った。


 その後は勝又と茅森に大きなアガリが飛び出し、徐々に点棒を減らしていった佐々木。2度目の親番を迎えた南3局の時点で、1万5300点持ちのラス目に沈んでいた。仮にこのままラスを引けば、チームはファイナル進出圏外に転落するという崖っぷちの状況。この日の中継で解説を務めた土田浩翔(最高位戦)も「寿人のツモ力が少し下がっている」と心配する中、佐々木は土壇場で“魔王”たる由縁を見せつけた。8巡目で先制リーチをかけると、終盤の16巡目に執念のツモアガリ。リーチ・ツモ・ドラの6000点(+供託1000点)で追い上げを開始した。

 佐々木は続く南3局1本場でも10巡目に1・4筒待ちで先制リーチ。他家にプレッシャーをかけたものの、トップ目の勝又がダマテンで跳満という大物手をテンパイし、さらに佐々木のアガリ牌は山に残り1枚という圧倒的に不利な状況に追い込まれた。しかし佐々木は土壇場で最後の1筒を見事に引き当て、リーチ・ツモ・南・ドラで1万2000点(+300点)。親の満貫で一気にトップ目に浮上し、解説の土田に「最後の1筒をツモるとは……。寿人のツモ力、やっぱり良かったです」と言わしめた。


 2着目の勝又とわずか400点差、3着目の茅森とも4900点差で迎えたオーラスでは白のみの1000点をアガり、自らの手で接戦を締めくくった佐々木。試合後のインタビューでは「負けられない戦いが続くので、揺れたところもあったかもしれません。正直、プレッシャーはあります」と珍しく重圧を語り、最終盤のMリーグの緊張感をあらためて感じさせた。


 佐々木は自身37試合目となる連闘の2回戦でも2着に入り、さらにポイントを加算。大事な一日をトップ・2着で終え、ファイナルシリーズ進出を力強く手繰り寄せた。KONAMI麻雀格闘倶楽部に残された対局はわずかに2試合。このまま最後まで絶好調の“魔王”が連闘を続けることになるのか、チームとしての戦略にも注目だ。

【1回戦結果】


1着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)3万3000点/+53.0

2着 EX風林火山・勝又健志(連盟)3万600点/+10.6

3着 セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)2万7100点/▲12.9

4着 赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(協会)9300点/▲50.7


※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会


◆大和証券Mリーグ2018 7チームが各80試合を行い、上位4チームがファイナルシリーズに進出するリーグ戦。開幕は2018年10月、2019年3月に優勝チームが決定する。優勝賞金は5000万円。ルールは一発・裏ドラあり、赤あり(各種1枚ずつ)。また時間短縮のために、全自動卓による自動配牌が採用される。


(C)AbemaTV


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