出場上限なしのファイナルシリーズ KONAMI麻雀格闘倶楽部、佐々木寿人は何戦登場?/麻雀・Mリーグ

 3月2日に開幕するプロ麻雀リーグ「Mリーグ」のファイナルシリーズは1日3試合を8日間、全24試合で行われる。ファイナルでは出場試合数の制限が無いため、全24試合に同じ選手が出場することも可能だ(レギュラーシーズンは1人40試合まで)。ここで注目を集めるのが、レギュラーシーズンで全選手最多の37試合に出場したKONAMI麻雀格闘倶楽部のエース・佐々木寿人(連盟)。シーズンが進むにつれて「魔王」ぶりを発揮した佐々木は、何戦に“降臨”するのか。

 レギュラーシーズンでのKONAMI麻雀格闘倶楽部の内訳は、佐々木が37試合、プレーイングマネージャーとして、選手起用を采配する前原雄大(連盟)は27試合、2月15日に行われた「日本プロ麻雀連盟 地方リーグチャンピオンシップ2019」優勝という新たな称号を手にした高宮まり(連盟)は16試合に出場した。

 チームは開幕直後に躓いた。全7チーム中、自他共に認める超攻撃型スタイルに特化している3人は、これまでメディア対局でも無類の強さを発揮してきたのだが、エース・佐々木が絶不調。開幕から7戦未勝利、個人スコアでも▲272.1まで沈み、21人中最下位、2018年10月25日終了時点のチームスコアは▲393.9ポイントにまで落ち込んだ。


 実はこの時期、佐々木の打ち筋には微妙な“ズレ”が生じていた。「自分にとっては一番得意なルールだと思っていたんですけど、序盤戦では、ひよりながら打っていたところもあって、本当情けないと思いながらやっていた時もあった」と個人戦とは異なるプレッシャーを感じていたのだ。

 前原は佐々木の異変に気づいていたが「根本的な治癒は、本人に投げさせるのが一番いい。僕が出ることも可能だったが、それは瞬間的な応急手当みたいな形になってしまう」とエース自らが復活してくることを信じ、待った。


 佐々木も「やっていることが間違っていなければ、それをやり続けていくうちにいつか必ずプラスになる」と開き直り、パブリックビューイング開催日でもあった10月26日、Mリーグ初役満となる国士無双をアガる等、2連勝を決め復活の狼煙。11月8日には高宮がバースデー勝利を挙げ、チームを活気づかせると、12月は佐々木が3連勝、2018年の最終戦は前原がトップで締め、12月だけで200ポイント近くを稼ぐV字回復。年明け1月7日には佐々木がMリーグ初となる8万点超え(100ポイント超え)をマークするなど、最終的にはチームポイントを+39.2とし3位通過。まさに上り調子でファイナルを迎えることとなった。


 佐々木と高宮の起用法に関しては、プレーイングマネージャーでもある前原の采配となるが「ファイナルでは、いかにして勝つかが命題。ただ単に勝つのではなくて」と視聴者、そしてファンに楽しんでもらうことが第一と語ると、高宮も「予選は私自身が不甲斐なかった」とファイナルでの活躍を誓った。

 そしてレギュラーシーズンでどん底を味わったエースは「ファイナルでは自分たちの麻雀をしっかり打ち切って優勝したい」と自らを鼓舞した。


 リーグ最年長62歳のグランパ、エースの息子、紅一点の孫娘という“格闘ファミリー”の結束力は何があっても揺るがない。ファイナルシリーズという未知なる舞台でも。【福山純生(雀聖アワー)】


【レギュラーシーズン成績】


1位 EX風林火山 +281.7(80/80)

2位 渋谷ABEMAS +184.6(80/80)

3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +39.2(80/80)

4位 赤坂ドリブンズ ▲8.7(80/80)

5位 U-NEXT Pirates ▲99.2(80/80)

6位 セガサミーフェニックス ▲170.1(80/80)

7位 TEAM雷電 ▲227.5(80/80)


【ファイナルシリーズへの持ち越しポイント】


1位 EX風林火山 +140.9

2位 渋谷ABEMAS +92.3

3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +19.6

4位 赤坂ドリブンズ ▲4.3


◆Mリーグ 7チームが各80試合を行い、上位4チームがファイナルシリーズに進出するリーグ戦。開幕は2018年10月、2019年3月に優勝チームが決定する。優勝賞金は5000万円。ルールは一発・裏ドラあり、赤あり(各種1枚ずつ)。また時間短縮のために、全自動卓による自動配牌が採用される。


(C)AbemaTV


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