前代未聞の11試合連続連対、渋谷ABEMASの絶対的エース・多井隆晴「優勝するのが私の使命」/麻雀・Mリーグ

 昨年10月に開幕し、約4カ月半におよぶレギュラーシーズンを終了したプロ麻雀リーグ「Mリーグ」。1チーム80戦戦った中で、断トツの個人成績トップとなった渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)は「ジェットコースターのよう」と激動のレギュラーシーズンを振り返った。年明けから最終戦まで、多くのプロ雀士による戦いでも類を見ない、前代未聞の11試合連続連対を達成。3月2日に開幕するファイナルシリーズでも「優勝するのが私の使命」と、その自信は揺るがない。

 麻雀界を代表する強豪雀士21人がドラフトで選出され、一堂に会した「Mリーグ」。全7チームが熾烈を極めたレギュラーシーズン最終盤において、多井は11試合連続連対(1着または2着になること)という異次元の強さを見せつけ、チーム2位通過でファイナルシリーズ進出を決めた原動力となった。

 “運”の要素も結果に大きく影響すると言われる麻雀競技において「これはたぶん10年、20年はやぶられない。心残りはあと10戦ぐらいあれば、20連対いけた」と豪語するも、出場27試合で1着11回、2着7回、3着5回、4着4回。トップ率40.74%で1位、連対率66.67%で1位、個人スコア+476.3ポイントで堂々1位という数字を見れば、むしろ説得力すら感じられる。


 チームは40代の多井をリーダーとし、20代の松本吉弘(協会)、30代の白鳥翔(連盟)という3人で構成され、「Mリーグ」チェアマンである株式会社サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏が監督を務めるだけに、開幕前からその注目度は高かった。

  

 開幕から快調にポイントを伸ばしていた渋谷ABEMASは、10戦を終えた時点では+416.6ポイントを積み上げ、首位を快走。このまま突き抜けるのかと思われたが、個人スコアトップの座にいた白鳥が失速し、2018年を▲83.5ポイントの4位で折り返した。2019年の初陣では多井、白鳥が満を持して出場するも痛恨の2連続ラスで▲204.5ポイントとなり、6位に後退。まさに崖っぷちとなった翌1月11日、パブリックビューイングも開催されている中、リーグ最年少の若武者・松本が1回戦でトップ。2回戦を多井に託すと、チームリーダーは負けが込んでいた流れを断ち切るべくトップでつなぎ、この試合から2月12日のレギュラーシーズン最終戦まで、怒涛の11試合連続連対を記録し、最終的にはチームポイントを+184.6とした。


 個人スコア21人中21位と大苦戦した白鳥も「11連対は僕のおかげもちょっとあるかなと前向きに捉えています(笑)」とムードメーカーぶりを発揮し「必ずファイナルで巻き返して優勝に導けるような存在になりたい」と宣言。松本も「レギュラーシーズンが始まった時の松本と、ファイナルステージで変わった、さらに強くなった松本という変化に注目して見て頂きたい」と自信をのぞかせた。

「優勝するのが私の使命」と言い切る絶対的エースは、2人の後輩チームメイトを率いて、Mリーグ初代チャンピオンチームとして歴史に名を刻むつもりだ。【福山純生(雀聖アワー)】


【レギュラーシーズン成績】


1位 EX風林火山 +281.7(80/80)

2位 渋谷ABEMAS +184.6(80/80)

3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +39.2(80/80)

4位 赤坂ドリブンズ ▲8.7(80/80)

5位 U-NEXT Pirates ▲99.2(80/80)

6位 セガサミーフェニックス ▲170.1(80/80)

7位 TEAM雷電 ▲227.5(80/80)


【ファイナルシリーズへの持ち越しポイント】


1位 EX風林火山 +140.9

2位 渋谷ABEMAS +92.3

3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +19.6

4位 赤坂ドリブンズ ▲4.3


◆Mリーグ 7チームが各80試合を行い、上位4チームがファイナルシリーズに進出するリーグ戦。開幕は2018年10月、2019年3月に優勝チームが決定する。優勝賞金は5000万円。ルールは一発・裏ドラあり、赤あり(各種1枚ずつ)。また時間短縮のために、全自動卓による自動配牌が採用される。


(C)AbemaTV


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