差し込みトップだって自由自在! 鈴木たろうの神選択に麻雀好き芸能人たちが絶句/麻雀・Mリーグ

 自分がアガり、相手には振り込まない。これが本来、麻雀を打つ人が目指すものだが、さらに高みに到達すると、点数差を考えて相手に安い点数でアガらせ、自分のトップを確定させる「差し込み」も使いこなせるようになる。プロ麻雀リーグ「Mリーグ」の舞台でも、その神がかった打牌選択から“ゼウスの選択”の異名を持つ赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(協会)が、ファイナルシリーズという大詰めの舞台で、この差し込みを使いこなしてみせた。

 3月3日に放送された麻雀ニュース番組「熱闘!Mリーグ」の名物コーナーであり、芸人最強雀士と呼ばれるインスタントジョンソン・じゃいの打牌解説「じゃいの眼」で、この鈴木の差し込みが紹介された。場面は2日の第3試合、オーラス南4局。トップ目に立っていた鈴木は、自らアガればトップで終了、親のKONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)以外であれば、超大物手で逆転されない限り、アガられて終了でもOKという状況だった。

 12巡目、ラス目だった渋谷ABMEAS・松本吉弘(協会)から鳴きが入り、三・六万のタンヤオ・赤のテンパイに。直後、鈴木は平和・ドラのテンパイを入れた。するとその後、親の佐々木から赤・ドラの状態からリーチが。ツモれば即、親の満貫1万2000点以上という状況となったことで、鈴木には松本に安手を差し込んで終了させる、という選択肢が出てきた。

 佐々木のリーチ直後、5筒を引き入れた鈴木は、佐々木と松本、共通の安全牌である9筒を切らず、佐々木の現物かつ松本への危険牌であり、しかも面子が出来上がっている中から三万を選択。これが見事に的中し、松本のタンヤオ・赤(2000点)を引き出し、逆転されない程度の失点で、トップのまま試合を終了させることに成功した。

 振り込みは、アガリ点を全て自分で負担するため、大きなダメージを負うと思われるが、鈴木が置かれた状況であれば、この松本への差し込みが最善策だった。親の佐々木に連荘されれば、いつトップを逆転されるかわからない。ただ、自らテンパイはしているものの、向かっていくほど待ち牌の残り枚数は多くない。松本と佐々木の直接対決に委ねることもできるが、松本の打点が読めるのであれば、自分から差し込んだ方が確率は上がる。さらに、松本がアガればリーグトップのEX風林火山・滝沢和典(連盟)が3着目からラスに落とすことができる。トップで逃げ切りたい鈴木、ラスを回避したい松本。河に並んだ捨て牌、鳴き仕掛けなどの松本から送られるメッセージを正確に受け取った鈴木が、まず間違いないなくマンズ待ちであることを読み切り、しっかり差し込んだ。


 この一連の思考をじゃいが説明すると、出演していた麻雀好き芸能人たちは「えーっ!?」と驚きの声を挙げた後、あまりの思考に絶句。数分どころか、わずか数秒で正解にたどり着いた、まさに“神選択”にただ驚くばかりだった。


◆Mリーグ 7チームが各80試合を行い、上位4チームがファイナルシリーズに進出するリーグ戦。開幕は2018年10月、2019年3月に優勝チームが決定する。優勝賞金は5000万円。ルールは一発・裏ドラあり、赤あり(各種1枚ずつ)。また時間短縮のために、全自動卓による自動配牌が採用される。


(C)AbemaTV


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